2019年5月12日日曜日

鎌田正志《デザインの陰り 1》

エドワード・ホッパーな爺さんの圖


好きな画家の一人にアメリカ人のエドワード・ホッパーがいます。2000年の7月に東急Bunkamiraで初めて本物を見ることができました。好きな作家の絵の本物を見ると「複製(画集、図録)」との違いがよくわかるのは当然として、その絵を描こうとした作家の心に少しだけ近づけたような気がしてくるものです。本物を見るのは大事、ということよりも本物を見ないとわからないこともあるなぁ…と、そのとき思ったのを想い出します。

写真は私の故郷である島根県浜田市の自宅近くの小さな入江で撮った写真です。今年の初め父が92歳で亡くなったことで、この町に血縁者がひとりもいなくなり、もう帰省することもなくなりそうです。

0 件のコメント:

コメントを投稿